最近の家族6人そろって晩御飯を食べているときに夫・銀蔵から学んだことを
昨日、『頭が良くなるための基本、絶対条件』をブログに書き記しました。
「頭が良い」という定義は、
- 学校の勉強ができる
- IQが高い
- 記憶力が良い
- 発想力が良い
- 相手の事を考えることができる
- 全体視点で物事を見れる
- 抽象度が高い
などいろいどあり、一概に「頭の良さ」を数値化することは難しいと思いますが、
「夢の実現」のためには「頭と体と心と運の4つの力を養うこと」という基準にあてはめてみると、
「夢の実現のための頭の力」という視点が大事です。
「夢の実現のための頭の力という視点」ということは、
「何のための頭の力が必要か」ということなのですから、
「頭の良さ」を「夢へのつながり具合」を前提に考える必要があると思います。
そこで、一般的に考えられている「頭の良さ」に照らしてみると・・・
- 学校の勉強ができる
…学校の勉強が最高に出来ると、東大だって狙えます。東大に入ることでその先の目的につながればよいのですが、「いつのまにか、東大に入ること」ということが目的となってしまうことも多いでしょう。文部科学省という自分の外部が定めた内容が、はたして自分の夢に強くつながるかと考えれば疑問が残ります。 - IQが高い
…一般的にいわれている“成功者”は、みんなIQが高いようですね。IQが高いということは、自分で定めた目標や課題をクリアする能力が高いともいえますので、夢の実現とのつながりは強いかなと思います。ただ、“周りからいわれている成功”と“自分にとっての真の成功”は、大きく異なっていることも多いです。この点が一番要注意です。 - 記憶力が良い
…「頭が良い」ということに対して真っ先に思い浮かべるのは、「何でもすぐに覚えられる」ということでしょう。例えば、知らない英単語100個を30分で覚えてしまって、それを1ヶ月後も覚えているとなると「頭いい!」となりますよね。でも、大事なのは、その覚えたことを夢のためにどのように活かすかです。記憶力も大事かもしれませんが、不十分な感じがします。 - 発想力が良い
…多くの人が思いつかない方法や作品を形に出来ることは大変素晴らしいです。まさに天才っていうイメージですね。でも、その発想の源にあるのは知識や経験。理科を十分に学んでいない子どもが「宇宙に行くための新方法」を編み出すなんて不可能なように、発想力を活かすための力にも視点をおかなければいけないでしょう。 - 相手の事を考えることができる
…人間というのは多くの場合、物事に対して無意識に「自分は、自分は、」と自分が主語になって自分視点で見てしまう生き物のようです。これは、本能的に最も大事な生命の維持に対して重要なことですので、当たり前のことかもしれません。でも、そんな本能に逆らって相手視点で考えることを自然にできるようになれば、それもまた1つの頭の良さかもしれません。夢の実現のためには、必ず自分以外の誰かと関わりを持つはずです。その誰かの事を相手視点で考えられるようになることは、相手も自分も喜ぶために重要なことでしょう。「相手も自分も喜ぶこと」…これがもしかしたら夢の根源かもしれませんね。 - 全体視点で物事を見れる
…「相手の事を考えることができる」ということと似ていますが、サッカーで例えると、自分は自分、相手は相手チームですが、全体とは「自分を含めた自分のチーム・相手チーム・観客・そして応援してくれている人やその周り」のことを示すと思います。なかなかここまで見て考えながらプレーすることって難しいですよね。でも、夢の実現も同じかもしれない。
サッカーで言うと、どれだけ自分が得点したり活躍したりしても、チームが負けてしまえば心から喜べない。相手チームも全力を出してくれなければつまらない。そして、その試合を楽しんだり楽しんでくれたり、感動してくれたりするととても嬉しいですね。たぶん、人間の真の感覚として、これがほとんどの夢にも当てはまると思います。 - 抽象度が高い
…「頭が良いとは抽象度が高いこと」とは、認知科学者として有名な苫米地英人さんが言っている表現です。抽象的とは具体的の反対の意味ですから、抽象度とは「全体視点で物事を見る力」と似ている気がします。多くの人は、学校の勉強なら算数は算数・国語は国語・理科は理科と、課目によって別々のものととらえているようですが、抽象度が高い人は、それらの科目は全て“同じ”という官学があるようです。特に抽象度が高いといえる歴史上の人物にレオナルド・ダ・ヴィンチが良い例のようですが、レオナルド・ダ・ヴィンチは、音楽・数学・美術・天文学など、幅広い分野で功績を残しています。普通は一つの分野で一つの功績を残すことだって困難なのに、レオナルド・ダ・ヴィンチは、たくさんの分野でたくさんの功績を残せたと言うことは、「音楽も美術も数学も物理も全部同じ」という感覚を超絶なレベルで持っていたようです。抽象度が高いと「夢の実現方法は全部同じ」と考えれるかもしれませんね。
このように定義によって「夢へのつながり具合」が強いものもあれば弱いものもあるのが
何となく感じ取れます。
でも、これらのどんな表現を持ってしても、
なんかパッとしないというか、イメージが湧きにくいです。
夫・銀蔵が先日言っていた・・・

・その日に出来たこと
・その日に出来なかったこと
・その日に失敗したこと
・その日の反省
・次に活かすために考えたこと
などを書き留めておくためのノートとしています。
何も大げさなものでなく、日記のようなものですね。
夫・銀蔵(当時は彼)から、
(当時は彼)
そしたら自分を客観的に見ることができるようになるし、
それは、心の練習にも役立つはずだから。
これまで何度も話に出てきていますが、
そのたびに出てくるものは以下の言葉でした。
これが頭の強さだ
この言葉をよく人生ノートに書き記していた数年前の当時は
「やっぱり意味がわからない」という感じでしたが、
これについても何度も何度も考える機会を与えられると
今では何となく分かってきたような気がします。
勉強をするにしても、運動をするにしても、料理をするにしても、
全てに対して頭を使う。
そして、それらは全て頭を強くするための練習メニュー。
数々の練習メニューに対して、
「1を学んで10に活かす力を磨くため」
「10を見て1を発見する力を磨くため」
という目的意識で取り組むと、
練習メニュー1つ1つが夢につながっているという理解をすることができますので、やる気もでます。
次のブログでは、
「1を学んで10に活かす力、10を見て1を発見する力」について学んだことを
具体的に書いていこうと思います。