スポーツでも、勉強でも、仕事でも、趣味でも、
何でも着々と上達して楽しむためには、
「全て頭の力が必須」とうちの夫・銀蔵はいいます。
スポーツの世界では、一見すると「頭の力なんて必要ないのでは?」
「やっぱり、体を動かすんだから、運動神経でしょう。」と、思える部分もあるかもしれません。
子どもの頃の学校生活を思い返してみると、
「勉強ができる子たちはスポーツが苦手」
「スポーツが上手な子は、勉強が苦手」
というイメージが強く、
「スポーツもできて勉強もできる」という
文武両道の子はなかなかいなかったように記憶しています。
(私は小学校4年生以前に記憶が無く、中学校にもあまり行っていなかったので
うっすらとしか覚えていませんが^^;)
でも、大人になって、世間を見渡してみると、
「スポーツも一流、勉強も一流」という人が、意外とたくさん見つかるんですよね。
- 大谷翔平
ピッチングもバッティングも走力も超一流の大谷翔平選手。実は出身の花巻東高校でも、常に10番以内に入っていたほど学力も高かったらしいです。 - イチロー
出身の愛工大明電高校では、数学と音楽以外 全部5だったとのこと。学力においても、東大合格を狙えるほどだったようです。 - 根尾昂
野球だけでなく、中学の時にはスキーの世界でも日本一の成績を収めていた根尾昂選手。学力でも、偏差値の高い大阪桐蔭高校のトップクラス。 - 中田英寿
サッカーだけでなく、英語・イタリア語・スペイン語・ポルトガル語・フランス語など、語学においても天才的な実力のようです。
またまだ、一流スポーツ選手でありながら勉学も一流という人は多く、
「スポーツと勉学は、相反関係にあるわけではない」という印象を強く感じられます。
むしろ、実際には、その逆。
スポーツと勉学は、正の相関関係にある。
ということが、最近の様々な研究により、
明らかになってきたようです。
たしかに、「スポーツ凄い、勉強も凄い」という人たちは、
そもそもの出来が違う…っていいますか、
「できる」という以前に、自分の一生懸命なものごとに対して、
心から楽しんでやっているような雰囲気があります。
心から楽しんでやっているから、上達するのか、
それとも、
どんどん上達するから、楽しく感じるのか・・・。
これに関しては、夫・銀蔵も研究中とのことですが、
少なくとも、
- 楽しむこと
- スポーツ
- 勉学
これら3つは、「頭の力」において、密接に強い関係があるようです。
私にとっては、
・スポーツは好きだけど、練習はキツいから楽しめない。
・勉強は興味のある分野ならまだしも、興味の無い分野は楽しくない。
・スポーツを頑張ると、勉強が疎かになる。
という感覚がまだまだ大きくあるため、
全部できている人は「どんな構造をしているの?」と不思議に思います。
これに対し、夫・銀蔵は、いつも・・・
一つ一つを“別物”と考えているからだよ。スポーツはスポーツ。スポーツの中でも、野球は野球、サッカーはサッカー、テニスはテニス…
勉強は勉強。勉強でも、算数は算数、算数と国語は違う、別物。
算数はできるけど、国語はできないから楽しくない。テニスは好きだけど、野球は難しいから楽しめない。
現実にはそれら1つ1つのものに必要な動作が違うから、それぞれが“別物”と考えがちかもしれないけど、本質的には、全部同じもの。
スポーツは体を動かすけど、その体に指令を与えているのは頭だよな。
勉強も頭を使うってことは分かりやすいと思うけど、
楽しいという気持ちやキツいという感覚も、頭で認識している。
こうやって考えれば、全部同じ、頭に関することだろ。
私には、どうしても“同じもの”という感覚は難しい。
ときに内心、「なによ、偉そうに!」「医者でも学者でもないくせに!」
って思うこともあるけれど、
- 医者でもないくせに、「うつ病なんて、良い習慣の練習をすれば良くなるんだから俺の考えたメニューをやってみろ」って言われたことも、本当にやってみると良くなった。
- 野球をやったことないくせに、「骨盤と肩甲骨とリリースに気をつければ、俺でもたぶん120kmは出せるよ」といった翌日も、本当に球速120km以上の測定結果が出た。
- 小学校の運動会でさえ行かないくらい学校のことを知らないくせに、「たぶん そろそろ学校から電話があるかもしれないから気をつけとけ」といわれた翌週すぐに、本当に学校の先生から電話があった。
- 司法書士でもないくせに、「不動産登記なんて簡単だよ」といって、本当に自分の欲しい土地を自ら商談でまとめて所有権移転仮登記というものをしてしまっていた。
- 不動産関連でトラブルを受けたときも平然としていて、「この場合はたぶん、供託制度を使えば一発で問題解決だろ」と、自らが法務局に行って本当にすんなりと解決してしまった
- トラック運転手でもないのに、「普通自動車が運転できればバスもトラックも運転できる」といって、教習所も行かずに一発で直接免許センターで大型免許を取得してしまった。
- 遊びでのテニスを何回かしかしたことがない素人のくせに、「真剣勝負だ!」といって、テニスで全国大会出場権を得た経験もある私が真剣勝負で負けた。
こうやって書き綴っていくと、なんとも悔しい気持ちも込み上げてきてしまいますが…、
「この人、普通の人間ではない!」「預言者!?」と思ってしまうほど、
何でも最初から出来てしまったり、予測困難な事を正確に言い当ててしまったり…
ということをことごとく たくさん現実に見せられてしまうと、
夫・銀蔵の言っていることをどうしても信用せざるを得ません。
夫・岩井銀蔵は、
医者でもなく、
弁護士でもなく、
アスリートでもなく、
FXシステムトレーダーという外国為替を自動で売買をしてお金を稼ぐ仕事をしているのですが、
「あなたの専門は?」と聞くと、「全てのジャンル」と答えるようなふざけた男であり、
でもそれが大袈裟では無く、本当に何でもできてしまう不思議な男でもあります。
そんな男が、
といっているのですから、
要点は「頭の使い方」にあることは間違いないのでしょう。
それでは、どのように頭の使い方を練習すればよいのか。
これについては、次回、詳しく書こうと思います。