先日の夫・銀蔵が1人で出かけて帰ってきたその日の夜、
2冊の本を手渡されました。
ワンピース94巻と、
漫画 バビロン大富豪の教えという本です。
ワンピースの方は、夫・銀蔵も私も大好きで、
昔から新刊が出るたびに買い揃えているマンガの1つです。
ワンピースはきっと、面白く感じる視点はたくさんあり、
子どもにとっては、憧れのヒーローのカッコよさを感じたり、
大冒険のワクワク感を感じたりするのだと思いますが、
私は、たびたび出てくる「ルフィのアツい言葉」に感動をもらっています。
今回の最新刊では、絶望的な敵の力に心を折られている大勢の人たちの前で
身を挺して大勢の人たちと同じ苦しみを受け取り、
絶望的な敵の力に対して、本気で勝とうとする姿勢や夢を見せてくれたところ。
最高でした。
さて、私に手渡してくれたもう一冊の本「漫画 バビロン大富豪の教え」の方ですが、
こちらも、その日のうちに読み終えてしまいました。
読み終えた感想を先にお話ししますと…、
この本…もしかしたら、人生を変える本の1冊かもしれないということです。
うちにはまるでプチ図書館のようにたくさんの本があり、
- 投資関連の本
- 医学関連の本
- 歴史の本
- 音楽の本
- 頭の体操関連の本
- 運動関連の本
- 物理関連の本
など、それら本の種類もハンパじゃないのですが、
その多くの本は活字だらけだし、専門的すぎるしで、
私は敬遠して夫・銀蔵が読んでいるだけになっているのですが、
この「漫画 バビロン大富豪の教え」は、マンガの構成となっているので、
とても読みやすく、また、ストーリーもとても面白く感じました。
このような「名著がマンガ化」されたものは、
この本の他にもたくさん持っていますが、
それらのどれよりも画もしっかり描かれているし、
情景表現もとても上手で、「名著がマンガ化された名著」といった感じです。
大まかな あらすじとしては、
紀元前のバビロニアという国の1人の少年が、
バビロニアで一番の大富豪と出会い、
「お金持ち」や「幸せ」になるための教えを受けるために、
様々な試練を乗り越えていくという話です。
この大富豪の教えは、大きく5つほどあるのですが、
その中の一つに、
毎月収入の10分の1を蓄えていくと、
目先は少しではあるが、将来には大きなゆとりを持つことができる
ということです。
本を読み進めながらよくよく考えてみると、
貯金に関しては、私も夫・銀蔵も盲点だったかもしれないということに気づきました。
上手に資産を増やして入れているおかげで、
老後も100歳まで生きても心配ないくらいの状態にあります。
「お金を遺さないかわりに、お金を生み方の知恵を遺す」という
考え方ですが、子どもたちが大人になるまでは学費などの支出も
用意はできています。
「積極的に貯金を考える」ということはしたことがありませんでした。
「漫画 バビロン大富豪の教え」にでてくる大富豪のアルカドは、
残りの10分の9で叶えられない欲望は諦めよ。
そうすれば、生活水準を対して変えずに
一番やりたいことのためにお金を使える
夫婦で共通していることとして、
「収入の10分の1を蓄える」ということに照らして考えてみると、
子どもたちにお金持ちになってほしいとかではなくて、
子どもたちに幸せになってほしい、
そのために、
子どもたちに幸せを自ら作れる力を養ってほしい
ということです。
直接的な“お金”や“貯金”は有効的ではないと考えますが、
その課題に向かう姿勢や習慣自体が、
子どもたちにとってのプラスになるかもしれないですよね。
大人と同じように同じような水準で毎月適正な金額を蓄えていけば、
「やりたいことには優先順位も大切なんだ」
子どもたちも100年後の未来を思いやれるような
体験になってくれるかもしれません。
夫・銀蔵に話してみたところ・・・
真剣に考えてみようか。
子どもたちの自分達の貯金は、今、全て郵貯に入っています。
将来のことを話し合いながら、
「具体的にどうやって働かせる?」ということも含めて考えたいと思っています。