心からの生きがいのために、私、農家になる!

生落花生

私は小さい頃から どうしても「人」に馴染めず、
「集団の中にいるのが怖い」
「人が集まる運動会は大嫌い」
「電車もバスも、近くに人がいて怖い」
「誰かに話しかけられたら、心臓が爆発しそうになる」
と、生きづらい思いをずっとしてきました。

自分の人生に関しても
「将来やりたいことが見つからない」
「好きなことも特に何もない」
「どうして私が生まれてきちゃったのだろう」
「私が生まれてきて、両親は困っていないかな」
「何もしたくない、何も見たくない、何も聞きたくない」
と、現実から避けようとしてきました。

大人になってもそれらは変わらず、
複数のメンタルクリニックから
「自律神経失調症」「うつ病」「不安障害」との診断も受けてしまい、

実際に、

  • 左耳が全く聞こえなくなる(今も聞こえません)
  • 記憶喪失になる(2年間ほど続きました)
  • 新たな人格が出現した(現在は統合しました)

などの大きな変化も経験してきました。

そんな私が「夢を持つこと」自体も「夢の話」という人生でしたが、
家族や数少ない仲間のあたたかい支えがあり、
幸いにも夫・銀蔵と出会い、
この夫からは私に大変多くの様々な試練(スパイス)を与えてくれたおかげで、

今は、4人の子どもたちにも恵まれて、
生きている幸せを少しずつ感じながら暮らしています。

しかし、「ブログで うつ病や不安障害をやっつける」の記事でも書きました通り、
まだまだ症状が現れることも少なくありませんし、
どうしても「自分で生きている」のではなく「生かしてもらっている」感が
ずっと続いています。

「生かしてもらっている」感からの脱出へ

こんな私でもようやく見つけることが出来た夢の1つが、
「夫とは違い方法…私はブログで稼いでみたい」です。

そして、それと同時に「自給自足!」

自分が食べるものは、自分で作る!
食べ切れなかったものは、出荷して、
自分が作った野菜を美味しく食べてもらう。

言葉としては、『半農半X』という生き方があるようですが、
私の場合は、『半農半ブロガー』ですね。

朝、日の出とともに起きて、
自分のところでとれた米を炊く。
子どもたちからは、「今日の朝ごはんも美味しい!」と言ってくれる。
子どもたちを学校に送りだしたら、私は畑や田んぼで汗水を流す。
昼には、畑近くの自宅に戻り、
自分のところでとれたジャガイモやニンジンや玉ねぎなどで
カレーライスもいいなぁ。
子どもたちが学校から帰る頃には私も自宅に戻って、早めの晩御飯支度。
メインメニューは夫が釣ってきたヒラメで、
それを囲う新鮮な野菜たち。
おつまみは、春は新ジャガイモや新玉ねぎ
夏は枝豆やトウモロコシ、秋は生落花生、
冬はエシャレットで、毎日美味しいビールをグィ~。
これらの野菜は、全部うちで採れたもの。
天気が雨なら、ゆっくりとブログを書いたり、本を読んだり…。

・・・なんか、めちゃめちゃ妄想しちゃったけど、
こうやって将来楽しみなことが“夢”というのかもしれません。

この“夢”が、叶えば、きっと私も「生かしてもらっている」でなく、
「自分もしっかりと生きている!」「人生は楽しい!」と
心から思えるようになると思います。

こんな話を夫・銀蔵にしたところ・・・

夫・銀蔵
よし!
じゃあ、今年から畑は おまえに任せたぞ。
野菜作りの良い面だけでなく、きつい面も今から経験しないとな!

ということで、
今年からは私が「草刈り」「耕運機の操作」「雑草取り」「虫対策」「台風対策」
「鳥対策」「病気対策」「中耕」「肥料やり」「間引き」などを全部やることになりました。。。

私は今までは種まきや収穫の時くらい、
あっても簡単な雑草整理くらいしかやってこなかったのですが、
野菜栽培を全部管理するって、本当に大変なんですね。

これを陰ながら何年もしてくれていた夫・銀蔵、
頭が上がりません。

しかも、趣味で本格家庭菜園を始めたことの背景は、

夫・銀蔵
畑仕事は、自然や土と触れ合うことで、心の復活にいいらしいぞ。
200坪の菜園を自由に利用できるよう、近くの地主さんと話をまとめてきた。
真の心の復活をして、左耳も復活すればいいな!

というイキナリのことが約5年前。

どうやら、私が自主的に畑に取り組むようになることを
何年も背中を見せながら待ってくれていたようでした。

「ありがとう」は言葉よりも行動

 

との以前の夫・銀蔵からの教えを思い出し、

今年から野菜栽培にチャレンジしてみたものの・・・

生落花生

・・・このように去年までは今頃は、夏野菜の収穫もとっくに終わり、
落花生が実って、家族みんな大好きな生ラッカセイを食べれているはずが・・・

・・・今年は、ジャガイモ収穫いつもの10分の1、枝豆全滅、キヌサヤ全滅、
トウモロコシ全滅、スナップエンドウ全滅…、
その他、種は買ったが種まき時期を逃すという始末。

落花生も、放置していた雑草に溺れ、ピンチの状態。

ピンチ

初年から「無い自信」をもっと無くした私ですが、
ヘコたれずに、また一から頑張ろうと思います。

ところで、今現在で野菜栽培として利用できる場所が約200坪あるのですが、
家族6人全員が自給自足で食べていくためには、
さらに1000坪分くらいの広さが必要そうです。
(今の約200坪でも管理が大変なのに…)

そのためには、自由に土地利用できる場所だけでなく、
どうしても畑用地が必要とのこと。

ここで厄介なのが、この畑用地。

自由な貸し借りや売買が禁止されているようですね。

農家であれば、
畑用地の貸し借りや売買が可能なようですが、
それ以外の場合には、まずは「農家登録」というものをしなければいけません。

この「農家登録」…最終的には農業委員会の許可が必要で、
その前段階としては、農業計画書などの提出などがあります。

そして、もっともハードルが高い条件としては、
「5反以上の広さの畑を管理できる証明」です。

私の“夢”にもたくさんの壁があるようですが、1つ1つ乗り越えていこうと思います。

心からの生きがいのために、私、農家になる!

この初心、いつまでも忘れないように、ここに書き留めておきます。

>夫・岩井銀蔵の妻として

夫・岩井銀蔵の妻として

小さい頃から私は、「毎日学校の人たちとすれ違うだけで緊張する」「運動会は人が多いから大嫌い」「電車に乗るのはいつも誰かに見られているような気がして怖い」と、とても生きづらい毎日を過ごしてきました。それは大人になっても変わらない日々が続きましたが、夫や家族たちの支えのおかげで、私は私の“夢”を持つことができるようになりました。
これまでは家計も育児も夫に頼りっぱなしでしたが、これからは「本当の生きる力」を養って、夫と同じようにたくさんのラッキーを作っていきたい!・・・このように考え・行動できるようになったのは、やはり夫の“厳しい愛”の力が大きいのかもしれません。
いつも家族や皆の夢の応援をしてくれる夫に対し、私も微力ながら夫の夢を応援したいと思っています。夫・岩井銀蔵のブログも宜しくお願い致します。

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