前回、「相場で落ちているお金を効率よく見つけるためのMT4設定」ということで、
ホットフォレックスで取り扱っている多種の通貨ペア・銘柄の表示をONにし、
それらの通貨ペア・銘柄をジャンルごとに分けて
合計10個のチャートの組を作成しました。
このチャートの組の作成方法はとても簡単で、
Defaultのチャートの組上で、
気配値表示一覧(通貨ペア一覧)からドラッグして表示したいチャートを表示させ、
各チャートを週足のロウソク足に表示変更して、「名前を付けて保存」するだけ。
ただし、この10個のチャートの組×10銘柄くらいの
約100銘柄の中から、効率よく相場で落ちているお金を見つけるためには、
それぞれのチャートで、1つだけテクニカル指標を表示させる必要があります。
そのテクニカル指標というのは、5週移動平均線のことなのですが、
この5週移動平均線を、1つ1つのチャートで
一回一回「ナビゲータ画面」から「Moving Average」をドラッグして、
適用するというのは、とても面倒ですよね。
そこで、こんなときに活躍するのが
MT4の機能の一つである定型チャート。
定型チャートとは、予め設定しておいた
チャートのタイプ(ロウソク足など)や
足の大きさ、そしてテクニカル指標の表示などを記録しておいて、
あとでそれらの設定を簡単に反映させてしまうという機能です。
以下、前回作成した「金 銀 オイル」のチャートの組内の
各銘柄での設定を例に挙げます。
表示する銘柄のチャートを表示
まずは気配値表示(通貨ペア一覧)から、
表示する銘柄をドラッグしてチャートを表示させることから始めます。
銘柄を指定してドラッグして表示した時点では、
バーチャートの小さなバー表示で、テクニカル指標も表示されていないですね。
1つのチャートで設定を完了させる
表示する銘柄のチャートを表示ばかりの時点では、
チャートが重なり合っていて見えにくいし作業しづらいので
「ウィンドウの整列」をしたあと、
- ロウソク足への表示切替
- 好みにズームイン
- 好みによってチャートの右端をシフト
- 5本移動平均線の表示
を行います。
(週足への切替は後ほど行います)
5本移動平均線の表示は、「ナビゲータ画面」から
「Moving Average」をドラッグして行います。
このあと、5週移動平均線を表示させたいので、
パラメータタブ内の期間を「5」に設定しておきます。
定型チャートを保存
1つのチャートで設定を完了させましたら、
そのチャート上で右クリック>定型チャート>定型として保存
を実行します。
私は、「5本移動平均線」という名前を付けて保存しました。
その他のチャートに定型チャートを適用
定型チャートを作成しましたら、
「まだ設定完了していないチャート」に対して、
右クリック→定型チャート>5本移動平均線(私の場合)をクリックします。
すると、先ほど1つのチャートで設定した、
- ロウソク足への表示切替
- 好みにズームイン
- 好みによってチャートの右端をシフト
- 5本移動平均線の表示
などが、すべて一度に反映されます。
時間軸を週足に切り替えて完了
一度定型チャートを作成すると、
1つ1つのチャートの設定がとても楽になりましたね。
それに、設定ミスも防ぐこともできると思います。
(それでも数が多いと少し面倒ですが…)
ただし、定型チャートの適用では、
時間軸の設定までは反映されないようです。
そこで、全てのチャートで定型チャートを適用しましたら、
それぞれ、時間軸を週足に切り替える必要があります。
以上で夫・銀蔵が監修するスイングトレードのチャート設定及び
その定型チャートの作成や適用が完了です。
ところで、
最近、夫・銀蔵の都合を見つけてスイングトレードについて
授業を受けているのですが・・・、少し手こずっています。
夫・銀蔵から教えてもらった『頭が良くなるトレーニング方法』は、
今でもほぼ毎日続けており、
以前とは比べ物にならないほど物事の理解力がUPした気がするのですが、
元来 苦手なものに対してはまだまだ克服できていないみたいです。
相場で落ちているお金を見つけること。
全く慣れずにおります。
私は相場自体も初心者ですので、
相場用語やFX用語を覚えるだけでも苦労しているところです。
- そもそもヒゲとは何か?
- そもそも移動平均線とは何か?
- そもそも相場とは何か?
これらの本質に目を向けることが重要とのことですので、
言葉一つ一つへの理解に時間を要していますが、
引き続き頑張ります。