もうすぐ12月。今月は温かい日もありましたが、ここ数日はめっきりと寒くなりましたね。
先週の土曜日は、「草刈りした雑草から堆肥を作ってみることに挑戦」のとおり、
刈って集めた雑草から、この畑に向いた堆肥を作ろうと、
米ぬかを仕入れて混ぜ入れようと思っていたのですが、
あいにくの雨・・・。
そこで、この日は、自宅でゆっくりと一日ドラマを見ることにしました。
私は海外ドラマの捜査ものが好きで、クリミナルマインドやCSIを
気に入って見ることが多いのですが、この日は何となく、
「いつも見ないようなドラマを見てみよう」と、
HULUで配信されている『3年A組-今から皆さんは、人質です』という
ドラマを見ることにしました。
このドラマは、今年の初めに日本テレビで放送されていたもので、
よく番宣も行われていたので、存在だけは知っていました。
私はリアルタイムでは1度も見たことが無かったのですが、
もし…リアルタイムで…初回から見ていたとしたら…、
翌週の回までの1週間が1年間に感じてしまうほど、
気になって仕方のない期間を過ごしていたのだと思います。
それほど、初回からもの凄いインパクトを与えてくれたドラマ。
大まかなあらすじとしては、
担任の教師が、高校3年生の生徒たちが卒業するまでの10日間、
「自分が教師として生徒たちのためにできることを、
本音で命をかけてやり抜く」
というものなのですが、
この「生徒のために本音で命をかけてやり抜く」
という内容が、ハンパじゃないんです。
- 生徒を守るためなら、自分が犯罪だって犯してやる
- 生徒のためなら、国民全体の悪者にもなってやる
- 生徒を救うためなら、命だってくれてやる
という、言葉だけならある意味のキレイ事になってしまうことを、
本気で計画して本気で実行している様子は、
とても胸を打たれました。
そして、こんなドラマの内容が、ただ面白かっただけでなく…、
- 生徒 = 私や子どもたち
- 先生 = 夫・銀蔵
と、自然と被せて見ていたことが、
何より、私がこのドラマに強く引き込まれた要因だと思います。
夫・銀蔵は、私たちに よく・・・、
「おまえの本当の目的地はどこだ?」
「印象と考えの間に、ちゃんとしたフィルターを設けろ」
「親も子供も、父も母も、それぞれがそれぞれの責任がある。その自覚が大事」
ことごとく、3年A組の教師ブッキーと同じなんですよね。
その内容が難しすぎて理解困難なことが多くて、
夫・銀蔵も教師ブッキーも同じことを言っているということから、
「このドラマ、夫・銀蔵が脚本を書いたわけではないよね!?」と、
ある意味の混乱さえ感じてしまったほどです。
大きな誤解を受けたり、悪者とされ、嫌われることを手段として、
生徒…もっといえば、日本全体の誰かのために、命を張ります。
たまらず、夫・銀蔵に3年A組のドラマを見てもらえるようにすすめました。
おそらく自分自身が興味が無いものに約10時間を割くことに渋っていたのでしょうが、
さっそく3年A組を見始めてくれていました。
行動はしっかりとしてくれているんですよね。
それが、夫の良いところ…なのかな。
夫・銀蔵から、3年A組を全て見終わった上で、
感想を話してくれました。
「後世に遺したいドラマ」と言ったのかは、詳しくはまだ理解できません。
子どもたちにとって、とても大事なメッセージが含まれている
ということを強く感じます。
まだ小さく早いと思いますが、子どもたちが小学5・6年生になったら、
必ず、このドラマを見てほしいと思います。